You are on PERI's international website. Click here to switch to PERI USA. Click here to view all PERI websites.

新処分施設本体建設工事

プロジェクト情報

ロケーション: 青森県、八戸市, 日本

八戸市は、現在稼働中の最終処分場の残余容量が残り少なく、また減量化・資源化にも限界があることに
より新たな最終処分場を建設致しました。また、昨年の未曾有の東日本大震災により想定外に発生した大量の災害廃棄物の処理を急がれる現状に対して、また、被災地の一日も早い復興に貢献すべく、新処分施設の運営開始が期待されています。この新処分施設本体工事は、屋根付き処分場としては全国的にも大型の部類に入ります。
屋根付きの施設構造は臭気拡散や焼却灰の飛散等の心配がなく、より高い安心感・安全性を確保できます。

現場でのニーズ

当初の計画より工期が大幅に短くなり、更に冬季施工も余儀なくされることから、工程短縮化、省力化を約束する当社システム型枠を御使用頂く運びとなりました。昨年の震災で大量に発生した瓦礫などをいち早く処理するため、新処理施設の一径間が完成次第、直ぐに施設の稼働開始となります。当社では高さ16mの連続した壁を施工するために、VARIO / バリオ大型壁型枠を供給しております。VARIO / バリオ大型壁型枠は、作業効率を上げる大型壁型枠システムです。曲げ強度の高いPERIトラスビームGT24とそれに適合するスチールウェールを使用することで、型枠パネルを最適化するセパレーターを少量化します。結果、建込み作業のスピードが上がります。
壁の第2リフト目にはCB240クライミング作業足場にて鉄筋作業を行ない、第2打設には第1打設で使用した壁型枠をCB240クラミング作業足場に取付け、施工します。従来、足場と型枠を別々に準備・施工しますが、この作業足場は型枠と足場が一体化しています。広い作業スペースが確保できるため、建入れ・型枠作業も容易に行なうことができ、クレーンにて行なう足場のせり上げは時間短縮につながり、最終的には工程短縮化、省力化を実現します。

顧客名

八戸市

お客様にとっての価値

青森県 八戸市に大規模な新処分施設の建設

‐復興事業‐

提案内容

作業を安全に遂行するCB240クライミング作業足場及び大型壁型枠VARIO / バリオを用いて、是非とも被災地での新処分施設の施工を成功させ、被災地に貢献したいと心より願っております。瓦礫処理の問題は震災以降、日に日に大きな問題となり、特に東北各地では今後の大きな課題となっております。この現場を成功に導き、各地域の新処理施設、他復興事業でも微力ながら当社の省力化工法システムで工程短縮化や労務費低減などの協力をさせて頂き、復興事業に少しでも携われればと社員一同願ってやみません。