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中之島フェスティバルタワー・ウエスト新築工事

プロジェクト情報

ロケーション: 大阪府、大阪市, 日本

工事場所:大阪市北区中之島3丁目
工 期:2014 年7 月1 日 ~2017年春
延床面積:約150,000 ㎡
規 模:地下4 階 地上41 階

構 造:SRC造、RC造、S造高層ビル建築現場において、外部への飛散リスクは大きな懸念事項です。また鉄骨建方のための養生はフロアからの跳ね出し高さが大きいため、従来工法では厳しいのが現状です。
RCSレールクライミングシステムは剛性の高い部材を使用することにより、高さ15m程度まで(3フロア分)の跳ね出しを実現し、外周すべてを覆うことで鉄骨建方先行養生と外部への飛散リスク低減を可能にしました。
また、養生ユニットの盛替えは油圧装置でのクライミングになるため、クレーンを使用せず、工程を遅らせることがありません。
さらに養生ユニットの下部にホイストクレーンとレール(※)を取り付けることで、カーテンウォールの取付けが可能となり、躯体外周部の施工に関してはRCSレールクライミングシステムによって完結します。

このような利点により、本現場にてご採用頂きました。

(※)当社支給外部材

現場でのニーズ

本現場では各ユニット間の接続・縁切り作業を少なくさせるために、全周52ユニットを8工区(最大7ユニット)に分け、それらを同時にクライミングさせる計画に取り組み【PERI初】、成功を収めました。
また、ユニット内に足場(7段)を設置することにより、外部からでも安全に鉄骨溶接作業ができるエリアを多く作ることができました。

顧客名

発 注 者:株式会社 朝日新聞社、株式会社竹中工務店
設 計 者:株式会社 日建設計
構造・設備設計協力:株式会社竹中工務店
監 理 者:株式会社 日建設計
施工者:株式会社 竹中工務店

Mr.Chin
陳 雨青 様

今回のプロジェクトにRCSレールクライミングシステムを使用した理由は、当社の別プロジェクトにおいて使用実績があったことに加えて、ペリー・ジャパンのサポート体制にあります。営業部の方は、様々な課題に対して、協力して解決して行こう、という強い意気込みがありました。また技術者の方には、問題発生時に早期にご対応頂けたことは大変助かりました。どこの現場においても、システム製品を使用する上では課題があると思いますが、その課題の解決にあたって、様々なご提案を頂けたこと、これが何よりプロジェクトの遂行に役に立ちました。

また実際に使用した上でのメリットとしては、何より「安心感」が挙げられます。このプロジェクトにおいては、全周52ユニットを8分割し、最大7ユニットを同時にクライミングさせることにより、クライミングの回数を大幅に減らすことで、様々なものが落下するリスクも減り、これが大きな安心感につながっています。また外周足場が同時に出来ていく事により、協力会社も安全で施工がしやすいと非常に喜んでおりました。

提案内容

レールクライミングシステム(RCS-P)